趣味

2007年9月30日 (日)

思い出ベア

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やぁ!はじめまして。

僕は昨日生まれたんだ。

このところ古ネクタイのリメイクにはまっている彼女が僕を生んだんだ。

名前はまだなくて、今のところ

彼女は「思い出ベア」って、僕のことを呼んでいるようだ。

そんな呼び名はちょっとセンチメンタルだと、僕は思っているんだけど、

まあ、彼女の気持ちもわからないでもない。

僕が彼女の中にいるとき、

彼女の独り言や気持ちを聞いちゃった僕は、

女ごころって不思議なんだと、すでに学習してしまったからね。

僕がネクタイだった頃に見たものについて、

どんな仕事に付いていったのかとか、

どんな女の人に出会ったのかとか、

ひょっとして、抱きしめたりしたのとか・・

今日みたいに雨が降っていたのかとか、

寒かったのか、嬉しかったのかとか、

彼女はいろいろ思い巡らすようなんだ。

彼女の知らないもう一つの時間の

観察者としての僕に

馬鹿みたいに(怒られちゃうね)ヤキモキして楽しんでいるんだね。

僕ははっきり言って、いろいろ、知っているけれど、

言わないつもり。

彼女の楽しみをそっとしておきたいからね。

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「思い出ベア」って、彼女が僕のことを呼んでいるのを

センチメンタルだというのは、だからこういうことなんだけれど、

彼女が僕を生まれ変わらせたので、

僕は新しく生きていこうと思ってる。

彼女は僕を車に乗せてどこにでも連れて行くし、

仕事中だって、ほら、コピー機の上にいて、

ずっと彼女を見てるんだ。

みんな過去があって、今がある。

過去のおかげで、今新しく出会えるんだからね。

僕と彼女がこうして出会えたのは、

運命だから・・

あ、でも彼女は僕の兄弟を生むつもりらしい。

古ネクタイだけじゃなく、

息子や娘の制服や小さくなった洋服なんかも物色してるんだ。

彼女すっかりはまってるからね。

まぁ、一人より二人がいいよね。

うん、そうさ、たくさんの思い出を新しい命に変えて。

また兄弟が生まれたら紹介するよ。

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2007年9月 8日 (土)

ネクタイコサージュ

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子どもの頃から、ことのほか「ネクタイ」が好きだった。

父はオシャレな人で、たくさん持っていて、

とっかえひっかえ、

仕事や宴会にゴルフ、

祇園のお茶屋さんへ行くと言っては、

その都度、まだ小さかった私に

いちいち「どれがいい~?」と尋ね、

「これ!」と選んだネクタイを

鼻歌まじりにフンフンと、

鏡も見ずにクルクルと器用に着け、

姿見でチラリとチェックして、

とくとくとして出かけて行ったものだった。

私は父が出かけてからこっそりと

箪笥の中の色とりどりのネクタイで遊んだ。

首に巻いたり、腰に巻いたりして。

シルクのネクタイは、それだけで美しい。

織りのあるもの、サテン地のもの、紗に銀糸金糸。

絞めると、キュッとかすかな音がして、

男の人がキチンと見えた。

立派に見えた。

さぁ!行くぞ!と言う風に・・。

だから最近の「クールビズ」は、個人的に残念!

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そんな子どもの頃の思い出があるせいか、

父や夫のネクタイが捨てられない。

古くなったり飽きたりして、

もうしないっていうものを貰って、

いつの頃からか「コサージュ」を作ってつけている。

チョキチョキと

ネクタイの糸を解くとき、

それをつけていた父の、

そのときの場面がふっとよぎる。

キリッとして少し怖そうな顔、

でれ~っと甘い笑顔、

うつむいて少し疲れた顔・・

そんな遠い昔の父の顔が

パチパチとパラパラと

頭の中のプリクラ帖に貼り付けられていくのを眺めるのは

懐かしく甘やかで心愉しい。

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特に父のお気に入りだった「ネクタイ」は

使い込まれ、もう儚くなっているがゆえに、

少し頼りなく、やわらかく、ぬるく、ぼやけていて

それは現在の父と重なり

感謝と労わりの混ざったような

トロンとした切なさを連れてくる。

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そうして作り上げたコサージュは、

働き盛りだった当時の父からの

エネルギーの贈り物。

onにoffに、私のジャケットの胸で再び咲いて、

パワフルにそして優しく

私を見守っていてくれるだろうと思うのだ。

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2007年1月15日 (月)

古布あそび/匂い袋

P1020464 明治生まれだった祖母が

残してくれた、たくさんの

「古布」。

「昔を懐かしみながら、

お茶を飲みながら、お話しながら

ちょっとしたものを作りましょうよ!」

・・っと、声をかけてはじめた手芸サロン。

小物作りの上手な地域の先生がボランティアで参加してくださり、

俄然素敵な集まりになりました。

母も参加しだし、

「おばあちゃんもこうやって使ってると喜んでくれてるかな?」

などど思いながら、

チクチクと作成したのは「匂い袋2点」。

細かいところが難しくて、P1020458

出来上がりまでに少し時間がかかっちゃいましたが、

どうですか~?^^P1020461

なかなか「いいやん♪」と自画自賛!

桔梗と栗の匂い袋・・・

中に入れる「香」を考えるのが楽しみです。P1020459

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2006年9月11日 (月)

明治の古布でチャイニーズ?

P1010277 実家の屋根裏で見つけた、祖母の残した古布

何か作ろう♪・・としていました。

で、とりあえず巾着完成です。

本当はもう少し大きいバッグに挑戦したかったのだけれ

ど、今回は断念。小物入れになりました。

弱ってた布に接着芯で補強。

色褪せてぼやけたお花もいい感じだったけど、

我流我流の刺繍をプラス、花びらにはベビーパールも少しだけ付けました。

ベルベットのリボンで何となく中国風?・・とにかく出来上がったことに満足です。

15日は敬老の日。しかも母の誕生日。

CD1枚がちょうど入る大きさなので、

Wei Wei Wuu の「Tea Time Selection」と一緒にプレゼントしようと思ってます。

使ってくれるかな~?P1010264

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2006年6月29日 (木)

明治な古布でノスタルジー

明治生まれだった祖母。

小さい頃に

彼女の部屋によばれると

お菓子をくれながら

色とりどりの布を

こっそり

内緒と言わんばかりに

見せてくれた。

子供心に

それはとても綺麗で

綺麗で・・

「ちょうだい。」

っと言ったとたん

「だめ。だめ。見るだけ、また見せたげるさかい・・」と・・。

祖母はさっさと片付けたのだった。

そんな思い出の古布達。

和裁が得意で

几帳面で

オシャレだった

祖母の保存が良くて、

実家の屋根裏に

他の使わないいろいろな物に混ざって

残っていた。

一枚一枚触ってみた。

ゆっくり見た。

布は想像してたより

キラキラはしてなかったけれど

あの興奮した気持ちが

祖母の居間の空気が

一瞬もどってきた。

「私が貰ってもいいかな~。」

と母に言うと

「それがいいよ。」

と言ってくれたので

おばあちゃん、私、貰っちゃうね。

お人形さんの服にはしないけど

何か作っても

いいよね。P1000442_1 

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